日本サッカー協会は14日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選の北朝鮮戦(3月21日、26日)を戦う日本代表メンバー26名を発表した。久保建英(22、レアル・ソシエダ/スペイン)、堂安律(25、フライブルク/ドイツ)らが順当に選出。アジアカップでは選外だった田中碧(25、デュッセルドルフ/ドイツ)が復帰し、37歳の長友佑都(FC東京)が22年W杯カタール大会以来の復帰となった。怪我の三笘薫(26、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン/イングランド)と中山雄太(27ハダースフィールド・タウン/イングランド)、さらに伊東純也(スタッド・ランス/フランス)は外れた。
日本(FIFAランク18位) は北朝鮮(FIFAランク114位)と21日に東京・国立競技場で、26日に北朝鮮・平壌のKIM IL SUNG STADIUMで北朝鮮と2連戦を行う。連勝すれば2次予選突破が決まる。
北朝鮮との対戦成績は、日本の8勝7敗4分。平壌での試合は、11年ワールドカップブラジル大会アジア3次予選で0ー1で日本が敗れて以来、5度目となる。敵地での勝敗は2敗2分と勝ち星はない。
22年カタールW杯以来の選出になった長友佑都(37・FC東京)について、森保監督は「長友についてはピッチ外で存在感を発揮してもらえれば」と話し、「選手としての評価、主観的にも非常にチームの中で存在感を発揮して良いプレーをできていますし、客観的にもデータとしても高強度の日本人選手の中でもトップのグループとして発揮できているというところは示してくれています。我々が戦う上で1対1で勝って行く、良い守備から良い攻撃につなげていくということを彼はFC東京でも示してくれていますし、代表チームとしても彼の力を出して戦えたらなと思う」と選出理由を語った。
公式ホームページを通じて長友は、「今回日本代表に選出していただき光栄です。常に僕の憧れであり、誇りである日本代表でふたたび戦うことができる喜びと、厳しい戦いが待っている危機感があります。これまで東京でやってきたことが間違っていなかったことを証明するために全力で戦います。応援よろしくお願いします」とコメントした。














