西アフリカのナイジェリアで武装集団の襲撃を受けた学校から287人の生徒らが連れ去られた事件で、武装集団が日本円でおよそ9000万円の身代金を求めているなどとロイター通信が報じました。
この事件は今月7日、北部カドゥナ州で武装した集団が学校を襲撃し、校内にいた287人の生徒らを連れ去ったものです。
ロイター通信は13日、連れ去られた生徒の家族を支援する団体に対して、武装集団から身代金を求める電話があったなどと報じました。
武装集団は生徒らの解放と引き換えに、62万ドル、日本円にしておよそ9150万円の身代金を求め、20日以内に従わない場合は全員殺害すると主張しているということです。
こうした中、ナイジェリアでは11日にも同じカドゥナ州の村が武装集団に襲撃され、61人が連れ去られたということです。
学校襲撃との関連はわかっていませんが、ナイジェリアでは各地で同様の事件が頻発していて、悪化する治安に対処できない状態が続いています。
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