當瀬教授によりますと、「白湯は人にはまったく害がなく、“水分補給の観点”でもいいと考えられる」とのことです。
白湯の定義はないのですが、飲む時の温度は、50~60℃を目安にするのがポイントです。
“期待できる効果”としては、「胃腸の働きの促進」「血流の促進」「リラックス効果」などがあげられるということです。
では、自宅で白湯を作るときのポイントです。
札幌の栄養士で料理研究家、熊谷しのぶさんによりますと
★水道水で作る場合
10~15分沸騰させて不純物を取り除くことが大事
→残留塩素などの不純物を可能な限り取り除くことが目的
★ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水で作る場合
電子レンジに入れて、500Wで2分温めるだけでOK(200mlの場合)
どちらの場合も飲むときは、50~60℃まで冷ましてから飲みます。
50~60℃は、人肌より気持ち温かいぐらいの温度です。
また、熊谷さんによると、白湯を飲むのにおすすめのタイミングは、
●起床時(一日の中で最も体温が低い→温まる)
●食前(体が温まり消化がよくなる)
で、1回につき200ml程度をゆっくり飲むといいそうです。
若い世代に飲む人が増えている白湯、試してみてはいかがでしょうか。