25日、成田空港では空の仕事に加えて“生理”について学ぶ仕事体験が開かれました。「自分らしい働き方」をみつけるきっかけとなったのでしょうか?
■幼いころから「当たり前」と知ることでより働きやすい社会に


25日に成田空港で開催された客室乗務員のお仕事体験。学ぶのは空の仕事だけではなく、働く中でどう“生理”と向き合うのか、セミナーも開かれました。

講師
「これが1か月間の生理期間に大体出る量」
生理用の吸水ショーツを販売する企業の代表は…

Be-A Japan 高橋くみ代表
「男の子も女の子も、幼いころから生理が当たり前のこととして起きることを知って、より良いお互いが働きやすい社会がつくられるんじゃないか」
■靴はヒールじゃなくスニーカー 狙いは“性別にとらわれない働き方”


“未来への選択肢”を増やして欲しいという思いで開かれたこのセミナー。イベントを開催したZIPAIR(ジップエアー)は、国際線専門の格安航空会社で、その特徴の一つが制服です。スカートやパンツを自由にチョイス。靴はヒールではなくスニーカーにしました。狙いは“性別にとらわれない働き方”です。

ZIPAIR 男性客室乗務員
「いままで女性だけの仕事と思っていたんですけど、男性がいて自分もなってみたいと思い客室乗務員になりました」
体験を終えて子どもたちは…

中学1年
「アナウンスの体験がすごく楽しかったです。ジェンダー平等とかすごい問題として挙げられているけど、そういうのがちゃんと性別で差別されないような世界になって欲しい」

中学1年
「私たちが大人になる時に、女性がもっと働きやすいような環境になっていればいいなと思ったし、私たちがそういう環境にできればいい」