去年11月の墜落事故を受けて全世界で飛行を停止していたオスプレイ。飛行停止措置は解除されましたが、12日は県内での飛行は確認されませんでした。

今井記者
「いまオスプレイをけん引して移動しています。コックピットにはカバーがかけられていて、動く気配はありません」

3月12日午前、普天間基地では兵士らが機体を牽引車で移動させ、目視するなどの様子が見られましたが、16機のオスプレイに目立った動きは確認されませんでした。

一方、嘉手納基地でも海軍仕様の機体を点検する様子が確認されました。

嘉手納基地には、去年11月アメリカ海軍の原子力空母「カール・ビンソン」の艦載機であるオスプレイ3機が飛来していて、全世界で飛行が停止されて以降、駐機場に機体が止められたままとなっています。

オスプレイの飛行再開をめぐっては沖縄防衛局が11日、県や宜野湾市など関係する自治体に安全対策を説明したものの、事故原因の詳細などについては明らかにされていません。