中国の国会に当たる全人代=全国人民代表大会で台湾に関する会議が開かれ、中国側が「独立勢力」とみなす与党・民進党の頼清徳氏が当選した総統選挙について、民間団体の幹部らが「世論の主流を代表していない」と批判しました。
会議には中国共産党の指導を受けて活動する民間団体「全国台連」の幹部らが出席し、民進党の頼清徳氏が当選した台湾総統選について批判しました。
全国台連 陳雲英 副会長
「これは地方選挙であり、選挙結果は世論の主流を代表していないように見える」
全国台連の陳雲英副会長はこのように述べたうえで「台湾では選挙のたびにセンセーショナルな選挙工作と扇動があり、『自分は中国人ではない』という洗脳が行われる」と独自の主張を展開しました。
別の幹部は民進党政権について、「頑なに反中の立場を堅持し、アメリカに頼ってリスクを冒しながら台湾独立の道を取り続け、台湾海峡の平和と安定を傷つけた」と非難。一方、中国側が福建省で進める台湾統一に向けた「モデル地区」については、「台湾の同胞のために実用的なことを行い、人びとの幸福を高める」とし、支持する姿勢を鮮明にしています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
