中国の国会にあたる全人代=全国人民代表大会で司法や検察のトップが活動報告を行い、スパイ活動の取り締まりや処罰に力を入れたと成果をアピールしました。
最高人民法院 張軍院長
「敵対勢力による浸透、破壊、転覆、分離活動を厳しく取り締まった」
最高人民法院の張軍院長は8日、全人代の活動報告でアメリカのスパイに対して無期懲役の判決を言い渡した事件を例にあげ、スパイ活動に対する「力強い抑止となった」と強調しました。また、最高人民検察院の應勇検察長も「敵対勢力の浸透、破壊工作などを取り締まった」と成果をアピールしました。
去年施行された改正「反スパイ法」をめぐっては、外資が投資の拡大を躊躇する一因になっていると指摘されているほか、海外からの留学生の減少を招いているとの批判もあがっています。
しかし、應検察長は「今年も国家安全保障に関わる犯罪を厳しく処罰する」としていて、スパイ活動の取締りを今後、一層強化する方針を示しています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
