東日本大震災の発生から13年となる3月11日は日本記念日協会が制定した命の尊さを考える「いのちの日」でもあります。これを前に8日、東京で活動する合唱グループが岩手県釜石市を訪れ、子どもたちに歌で命の大切さを伝えました。
釜石市天神町のかまいしこども園を訪れたのは、首都圏で活動する「ファジョン合唱」のメンバー3人です。
グループは3年前から岩手県内の沿岸被災地を訪れ、鎮魂と被災地を応援するコンサートを開いています。8日も3月11日の「いのちの日」を前に子どもたちに歌で命の大切さを伝えました。
メンバーの一人、小笠原悦子さんは大槌町の出身で18歳まで釜石市で育ちました。
(小笠原悦子さん)
「その子の個性 自分の個性を大事にすることも命を大事にすることだと思ったので、そういう思いでやりました」
音楽を通じた交流は子どもたちにとって命の大切さを実感する貴重な機会となりました。
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