アメリカ中央軍はイエメンの親イラン武装組織フーシ派が中東アデン湾を航行していた貨物船にミサイル攻撃し、乗組員3人が死亡したことを明らかにしました。パレスチナに連帯を示すフーシ派は商船への攻撃を繰り返していますが、死者が出るのは初めてです。
アメリカ中央軍によりますと、6日、フーシ派がアデン湾を航行していたバルバドス船籍の貨物船に対し、対艦弾道ミサイルで攻撃しました。
これにより乗組員3人が死亡したほか、少なくとも4人がけがをし、そのうち3人は重体だとしています。また、船体も大きく損傷したということです。
フーシ派はイスラエルとハマスとの戦闘が始まって以降、パレスチナに連帯を示すとして中東の紅海やアデン湾への商船に対する攻撃を繰り返していて、今回の攻撃後、声明を出し「ガザのパレスチナ人に対する包囲が終わるまで止めない」などと主張しています。
こうした中、フーシ派系メディアは、アメリカ軍とイギリス軍が合同でイエメン西部ホデイダの空港を空爆したと報じました。
被害などの詳細は分かっていませんが、フーシ派への報復攻撃とみられています。
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