大手生命保険の住友生命は、内勤職員およそ1万人を対象に、来年度平均で5%の賃上げを実施すると明らかにしました。

対象となるのは、営業職を除いた「固定給職種」の社員およそ1万人です。定期昇給に加えて、物価高手当として月額1万2000円を支給し、平均で5%の賃上げを行うことで労働組合と妥結しました。

また、入社10年目までの若手社員については、賃上げ幅を平均10%とするほか、来年度と2025年度の初任給をそれぞれ2万5000円引き上げるとしています。

物価高が長引く中、連合は5%以上の賃上げ目標を掲げていて、高水準の賃上げがどこまで広がるかが焦点となっています。