8年前、いじめが原因で自殺した学生のことを伝えていこうと山口県周防大島町の大島商船の敷地に常緑ヤマボウシが植えられました。
亡くなった男子学生の母親
「どんなに時が流れても『いじめ』で亡くなった学生がいるという事実を風化させず、2度とこのような悲しいことが起きないよう風化防止、再発防止に取り組んで頂きたいと思います」
大島商船高専では2016年5月21日、当時1年生の男子学生が9人のクラスメートによるいじめが原因で校舎から飛び降りて自殺しました。
植樹はいじめをなくすための取り組みのひとつで、事件があったことを伝え続けようと、登下校のときに通る学校のメインストリートに面した敷地の一角に常緑ヤマボウシを植えました。
命日にあたる5月から誕生月の6月に白い花をつけることから遺族が選び、根元にはシバザクラを植え込みました。
周囲にテーブルなどを設置して命日の5月までに庭園にしていく予定です。
亡くなった男子学生の母親
「いじめをなくすためには人の和が大事だと思っていて、お弁当を食べたり待ち合わせをしたり、学校のシンボル的な場所になって、ホッとできる場所として活用してもらえたら」
学校側はいじめたとされる元学生に卒業後も指導をしていますが謝罪にはいたっていません。
遺族は「学生たちがみずから謝罪したいと思えるよう指導してほしい」と話しています。














