国会では先ほど、2024年度予算案が衆議院を通過し、今年度内の成立が確定しました。一方、自民党の派閥の裏金事件についても新たな動きがありました。
裏金事件を受けて、岸田総理らが出席して開かれた政治倫理審査会ですが、与野党はきょう新たに自ら審査を受けたいと申し出る議員についても審査会を開くことで合意しました。
立憲民主党 安住淳 国対委員長(午後0時半ごろ)
「政治倫理審査会において、申し出のある議員の弁明及び質疑を行う。約5人程度、弁明をしたいという話が出ているそうです」
政治倫理審査会について、自民党は安倍派や二階派の「事務総長経験者」で線引きし、審査を受けてきましたが、与野党はきょう、本人から申し出があれば、制限なく出席させることで合意しました。
既に5人程度から審査を求める声が上がっていて、来週以降、条件が整えば審査会を開く方向で調整が進められています。
自民党・安倍派 衛藤征士郎 最高顧問(午後3時前)
「出席の要請があれば喜んで出席致します。党側に伝えました」
一方、衆議院・本会議では先ほど、2024年度予算案の採決がおこなわれ、与党などの賛成多数で可決しました。
(Q.異例の土曜日の開催となった国会で、なぜ、政府与党はきょうの衆院通過にこだわったのか)
理由の一つにあるのが憲法の規定により、今年度の予算案の成立が確実となるタイムリミットがきょうだったということがあります。
岸田総理は「復興支援を含んだ予算案なので一刻も早く成立させたい」と強調し続けてきました。ただ、本音としては、“これ以上野党に国会運営の主導権を取らせたくない”というのがあったと思われます。
野党側は“衆院通過を4日以降にすれば、年度内成立には協力する”と政府側に伝えていましたが、岸田総理側は一貫して断り続けました。
年度内の成立が確定しないまま、参議院での審議が始まれば、予算案が人質となり、「野党との交渉で何でも譲らなければならなくなる」と政府関係者は話していました。
また、自民党の裏金事件やその対応をめぐって、岸田総理と一部の党執行部との間で「すきま風」が吹くなど、総理の求心力が落ちていることを指摘する声も与党内で出ています。
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