2度目の弾丸発射も「仕事の現場を、どうも、間違えていたようです」
そして2018年12月3日夜。横堀被告は2度目の犯行に及びます。梶川被告が友人から借りたバイクを使って移動。午後10時45分ごろ、横堀被告は住宅の1階窓ガラスを狙って銃弾2発を撃ちました。銃弾は、住宅の窓ガラスと外壁を貫通、リビング奥のドアガラスと内壁を壊しました。横堀被告は現場から逃走し、午後11時13分ごろ、梶川被告に電話で報告したといいます。
12月6日、銃撃事件が新聞などで報じられると、横堀被告は知人から「家を間違っているのではないか」と言われ、報復先を間違えたことに気づきます。
横堀被告:「仕事の現場を、どうも、間違えていたようです」
横堀被告は梶川被告に間違えたことを連絡したそうです。
銃撃事件の捜査は難航しました。すぐに間違って住宅を襲ったとはわからなかったからです。2人の逮捕に至るまで、およそ2年9か月が経っていました。その間、間違って狙われた親子は不安な日々を過ごし、娘は一時学校に通えなくなったといいます。

