山梨県の長崎幸太郎知事の政治資金収支報告書の不記載問題について、甲府地方検察庁は知事や当時の会計責任者に対する刑事告発状を東京地検に送った事がわかりました。

この問題は長崎知事の資金管理団体が2019年に自民党二階派から受け取った現金1182万円を収支報告書に記載しないまま「確認を失念した」として、約5年間金庫に保管していたものです。

これに対して市民グループは、2024年1月長崎知事と当時の会計責任者を政治資金規正法違反の疑いで甲府地検に告発状を提出していました。

市民グループによりますと1日、甲府地検から知事らに対する告発について東京地検で取り扱うべきといった理由で回付、つまり告発状の引継ぎをしたという事です。
今後、東京地検が捜査について判断する事になりますが、市民グループによりますと、問い合わせに対して東京地検では「1か月以内に告発人に連絡をする」としているという事です。














