太平洋戦争の末期に山梨県富士吉田市を襲った吉田空襲で現在も残る遺構を小中学生が巡りました。

小中学生が現在でも残る吉田空襲の遺構をめぐる

このフィールドワークは吉田空襲展に合わせて行われ、富士吉田市内の小中学生約40人が参加しました。

吉田空襲の犠牲者を慰霊する石碑

吉田空襲は1945年の終戦直前に富士吉田市が米軍から受けた空襲で、飛行機工場で働いていた12人が犠牲になりました。

引率の教員による説明

引率の教員:
ここで変電する。変電て何って言ったら、もっと強い電力に変えて工場を動かすという場所になります。

子どもたちは残された戦争の遺構から平和の尊さを学んだ

子どもたちは引率の教員の説明を聞きながら飛行機工場の跡地や変電所、それに、燃料にするために植えられた松林を巡り、戦争の遺構から平和の尊さを学びました。

参加した女子中学生

参加した女子中学生:
吉田空襲を身近に体験できる機会は今までなかった。友達とか家族と平和に関することを、もっともっと話していきたいなと思いました。

吉田空襲展は7月24日まで開かれる

なお、吉田空襲展は7月24日まで富士吉田市民会館で開かれています。