今年1月の有効求人倍率は、前の月と同じ「1.27倍」でした。物価高の影響などから、製造業や建設業では求人を控える動きが見られています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し、何人分の求人があるかを示す今年1月の有効求人倍率は、前の月と同じ「1.27倍」でした。

企業からの新規の求人は前の月と比べて、1.2%減少しました。

原材料の価格が高騰している影響などから「製造業」の新規の求人は前の年の同じ月から11.6%、「建設業」で3.8%の減少となりました。

また、人手不足が深刻な企業で退職を希望する人を引きとめる動きがあったことなどから、新規の求職申込件数は前の月から2.5%減少しました。