北極圏の刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者・ナワリヌイ氏の葬儀が1日、モスクワ市内で行われる予定ですが、ナワリヌイ氏の陣営は、遺体を搬送するための霊きゅう車が見つからないと訴えています。
ナワリヌイ氏の陣営によりますと、葬儀は日本時間の1日午後8時からモスクワ市内の教会で行われ、その後、近くの墓地に埋葬される予定だということです。
葬儀には多数の支持者らが集まることも予想され、会場となる教会や墓地には前日から大量の柵や金属探知機などが運び込まれたほか、警察官や治安当局者が配置され警戒にあたっています。
こうしたなか、ナワリヌイ氏の広報担当者は先月29日、遺体を教会に運ぶための霊きゅう車が見つからないとSNSで訴えました。広報担当者は「葬儀会社に遺体をどこにも運ばないよう脅迫電話がかかってきている」としています。
今月15日から17日に大統領選の投票日を控え、プーチン政権としては、ナワリヌイ氏の葬儀に支持者らが集結し、政権に対する抗議活動につながることへの警戒を強めているとみられます。
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