去年9月、山梨大学医学部附属病院で手術中の女性を盗撮したとして当時この病院に勤めていた看護師の男が逮捕されました。

男はペン型の小型カメラを胸ポケットに仕込んで犯行に及んだとみられています。

盗撮の疑いで逮捕されたのは山梨大学医学部附属病院に勤務していた看護師です。

この看護師は去年9月、当時勤務していた中央市の山梨大学医学部附属病院で手術を受けていた30代の女性をカメラで盗撮した疑いがもたれています。

別の盗撮容疑で警察が看護師を任意で調べ、押収品を精査したところ、今回の事件が発覚しました。

また捜査関係者によりますとペン型の小型カメラも押収されていて手術中は胸ポケットに仕込んで犯行に及んでいたとみられています。

看護師は警察の調べに「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は犯行の動機や余罪についても詳しく調べています。

なおこの看護師は先月、病院を依願退職しました。

山梨大学はホームページに「医療人としてあるまじき行為で極めて遺憾であり厳粛に受け止めています。心よりお詫び申し上げます」などと掲載しています。