国会ではきょうとあす、自民党の派閥の裏金事件を受け、衆議院・政治倫理審査会が完全公開の形で行われます。実態解明が進むのかが焦点ですが、国会内から官邸キャップの川西記者です。
自民党総裁として説明責任を果たしたいとしている岸田総理ですが、新しい事実が出てくるかというと懐疑的な見方が大勢です。
立憲民主党 長妻昭 政調会長
「(岸田総理が)ただ出るということで予算委員会と同じ答弁をするということであれば、逆に国民の批判が強まるというふうにも思う」
きょうの政倫審には、岸田総理が現職総理として初めて出席するほか、二階派の武田元総務大臣の審査が行われ、立憲民主党の野田元総理らが質問に立ちます。岸田総理が安倍派内の事情について詳しく語れるわけでもないので、自民党がこれまで行った調査内容に沿った答弁にとどまる見通しです。
一方で、総理周辺は「政治資金規正法の改正の方向性などは示すかもしれない」としています。
Q:岸田総理が出席を決めたことが、きょうの開催につながっているわけですが、決断の背景には何があるのでしょうか
政府関係者によりますと、岸田総理は「自分のことなのでひとりで決めた」と話していて、実際、林官房長官や与党幹部に出席すると伝えたのは、きのうの朝でした。
そもそも野党が求めていたのは、安倍派幹部ら5人が完全公開の形で政倫審に出席することだったので、なぜ総理が説得をしなかったのかと誰もが思うところですが、“総理が直接命令してしまうと「政倫審の出席は本人による申し出が原則」というルールを曲げてしまう”と考えたということです。このため、5人には一切連絡をとっておらず、岸田総理も「5人が公開での審議に応じる確証はなかった。これは勝負だから」と周囲に語っています。
先月の岸田派解散宣言に続く“博打”に打って出た形ですが、相次ぐ独断専行に自民党内は疑心暗鬼になっているほか、野党からは“総理自ら動かなければならないほど自民党は機能不全になっている”などと冷ややかな声も出ています。
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