山梨県議会で長崎幸太郎知事を追及です。
28日に開かれた一般質問で長崎知事の1182万円の政治資金収支報告書への不記載問題に関する質問が相次ぎました。
知事の答弁は…。

28日の県議会は一般質問が行われ、自民党以外の県議3人が長崎知事が自民党二階派から受け取った1182万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題を取り上げました。
まず指摘したのが、問題となった現金が去年12月の時点で判明していたことです。
飯島修県議:
「1182万円の存在について昨年12月の記者会見で問われたときにその存在を認識していたと発言している。なぜ昨年12月の時点で県民の前で明らかにしなかったのか」

長崎知事:
「当該金員については当方には未だ帰属するに至っていないものであり、その扱いについては当然、志帥会側(二階派)からの指示を待つことが必要である認識のもと指示を仰ぎ、場合によっては返却すべきであれば、それに従うべく準備をしていた」
去年の知事選に立候補した志村県議は確認作業を質しました。
志村直毅県議:
「毎年収支報告書を提出していると思うが、その都度報告を受け、あるいは使途不明金の処理の確認を受けることはなかったのか」

長崎知事:
「政治資金収支報告書に関してはそれぞれの会計責任者がしっかり見ていると認識していた」
共産党の名取県議は現金の受け渡しについて質問しました。
名取泰県議:
「1182万円の現金はいつ、どこで、誰が、誰から、どういう名目で受け取ったものか」

長崎知事:
「個別の公訴案件に関わることであり、回答は差し控えなければならない」
長崎知事はこれまでの記者会見などでした説明を繰り返し、具体的な内容については「公訴案件」を理由に明確な答弁を避けました。
傍聴席には多くの県民が詰めかけ、関心の高さをうかがわせました。
傍聴席では大声を出すことなどは禁じられていますが、知事の答弁の最中…

傍聴者:「恥を知れ、誤魔化すなよ」「自己中心だ」

地方行政の専門家、大正大学の江藤俊昭教授も傍聴しました。

大正大学 江藤俊昭教授(地方行政学が専門):
住民が関心を持っているようなことを住民に向けての発信ではない。県民が知りたいのは、なぜこんなことが起きたかという検証と責任の所在。これについては全く触れないので、論法についてはかなり問題があった」

知事は政治資金の透明性を確保し厳格に運用に努めていきたいとしていますが、県民からは厳しい目が向けられています。














