韮崎市のひな人形製造販売業者「雛屋豊玉」と子会社の「市川豊玉」が破産の手続きに入ったことがわかりました。

負債はあわせておよそ4億円に上ります。

帝国データバンクによりますと甲府地裁から破産手続き開始決定を受けたのは韮崎市でひな人形の製造・販売を手掛ける雛屋豊玉と子会社の市川豊玉です。

雛屋豊玉は百貨店などで個人向けに事業を行っていましたが新型コロナの感染拡大などで販売不振が続いていました。

また製造部門を担っていた市川豊玉も経営不振が続き、親会社に連鎖する形となりました。

負債は2社あわせておよそ4億800万円だということです。