山口県下関市内の空き家に侵入し、現金約7万円などを盗んだとして、山口県警は27日、特定危険指定暴力団五代目工藤会傘下組織幹部の男(46)を含む山口県や福岡県に住む30代から40代の男4人を逮捕しました。
この事件では、すでに実行犯とみられる男2人が逮捕されていて、警察で組織的な窃盗事件とみて捜査しています。

警察によりますと、4人は2023年10月、この事件ですでに逮捕されている実行犯とみられる2人と共謀して、山口県下関市の50代の男性が管理する空き家に侵入し、現金約7万円などを盗んだ疑いが持たれています。

工藤会傘下組織幹部の男(46)が首謀者で、福岡県那珂川市の男(46)、同じく那珂川市の男(45)、住所不定の男(30)は実行犯へ具体的な指示を出す指示役とみられています。

今回逮捕された4人と、すでに逮捕されていた2人の一部は、知人関係にあったということです。

警察は、捜査に支障が出るとして認否を明らかにしていません。

警察は、実行犯は闇バイトで雇われた可能性もあるとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。