■MLBオープン戦 ドジャースーホワイトソックス(日本時間28日、キャメルバック・ランチ)

ドジャース大谷翔平(29)が28日(日本時間)、ホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。初出場で新天地初アーチを放った。

大観衆が訪れた大谷の新天地初の対外試合、ドジャーブルーのユニホームで打席に向かうと大歓声が起こった。注目の第1打席、ホワイトソックス先発の左腕のG.クローシェイ(24)と対戦。第1打席はストレートで見逃しの三振。3回の無死1、3塁で迎えた第2打席は3人目、右腕のJ.アンダーソン(31)にセカンドゴロ。

そして、5回、第3打席は5人目、右腕のD.レオン(32)と対戦。1球目はカーブに手を出してファール。2ボール1ストライクから外角低めのチェンジアップに空振り。大谷は積極的にバットを振っていった。フルカウントになるとやや内角低めのストレートを引きつけて逆方向へ。詰まった打球に見えたが打球がグングン伸びてレフトスタンドへ飛び込む移籍後初アーチ。大谷のホームランは2023年8月24日、44号をはなったレッズ戦以来、約6か月ぶりとなった。

大谷がパワーを見せつけてオープン戦初出場で新天地第1号、ドジャースファンの心を鷲掴みにした。