安倍元総理が銃撃され死亡した事件。逮捕された山上容疑者が「圧力鍋で作る爆弾から銃での犯行に切り替えた」といった趣旨の供述をしていることが分かりました。

今月8日、奈良市内で安倍元総理を銃撃したとして逮捕された山上徹也容疑者(41)が警察の取り調べに対し、「圧力鍋の爆弾などを最初に作ったが、その後、銃を作ることにした」といった趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

おととし12月には、島根県のフリージャーナリストの男性が運営するブログに、「復讐は己でやってこそ意味がある」「喉から手が出るほど銃が欲しい」などとも書き込んでいて、警察は、山上容疑者が安倍元総理を確実に狙うために爆弾から銃での犯行に切り替えたとみて調べています。