新型コロナウイルスの山梨県内の感染者が1000人を超えたことで、花火大会やプールの一般開放が延期になるなど感染拡大の影響が出始めています。

山梨市では7月23日、笛吹川県下納涼花火大会が行われる予定でした。
3年ぶりの開催で、今回は露店を出さず酒の持ち込みを禁止するなど、感染対策を徹底した開催を予定しましたが、山梨県内の感染者が1000人以上になったことで「延期」を決めました。

花火大会実行委員会米倉仁委員長:
来られる方の安全安心という意味で問題が出て来る。皆さんが期待している花火を本当は上げたいがそれができなくなった。

開催時期は決まっておらず、7月21日は商工会の職員らが有料観覧席の利用者らに払い戻しの連絡をしていました。

米倉仁実行委員:
非常に申し訳なく思っているし残念という気持ち。

一方、甲府市の小瀬スポーツ公園は7月23日予定していた水泳場の一般開放を延期し8月1日から開放することを決めました。
山梨県内では新型コロナの感染者が2日連続で1000人を超えて過去最多を更新し、かつてない規模で感染が拡大しています。