元フリーアナウンサーに一体に何があったのでしょうか。4月に行われる3つの衆議院・補欠選挙のうち、東京15区について国民民主党は候補予定者の公認を取り消したと発表しました。

元フリーアナウンサー 高橋茉莉氏(今月12日)
「私、高橋茉莉ならびに国民民主党は、清く、正しく、政治活動を行っていくことを誓います」

今月行われた党大会でこう宣言した高橋茉莉氏。ところが国民民主党はこの高橋氏について「法令違反の可能性がある行為があった」として、一転して公認を取り消しました。

一方で、“法令違反”が具体的に何を指すのかは「プライバシーに関わる」として言及は避けました。

当の高橋氏はきのう。

高橋氏「X」より(現在は削除)
「『立候補を断念しろ』と言われ、涙を飲んで引き下がることに致しました。理由は、ラウンジで働いていた過去があるからです」

きょう、国民民主党は。

国民民主党 浜野喜史 選対委員長
「“ラウンジ嬢”をされていたからということをもって、我々がこんな判断をしたということではない」

柿沢未途被告の辞職にともなう東京15区の補選には、すでに維新と共産が候補者の擁立を決定。自民と立憲も擁立を検討していますが、今回の騒動で選挙戦の構図が変わる可能性があるため、他の政党の選挙戦術に影響を与えそうです。