藤井聡太八冠に伊藤匠七段が挑戦する将棋の棋王戦。2月24日に石川県金沢市で行われた第2局では、能登半島地震で被災した珠洲市在住の塩井一仁さんが所有する将棋駒が使われました。そこで、将棋の駒についていろいろ調べてみました。

(柳沢彩美アナウンサー)
将棋のタイトル戦で使われるコマは、将棋連盟が用意をするものの他に、開催地で用意するものというものがあるそうです。対局会場となるホテルや寺などが所有しているものだったりするそうですが、今回の棋王戦第2局では個人所有の駒が使われました。

駒を所有する塩井一仁さんが将棋連盟の関係者であったということもあって、使われることになったそうです。
今年1月に行われた王将戦では、気象予報士の森田正光さんが所有する駒が使われました。王将戦の主催者に知り合いがいたということから、使われることになったそうです。
タイトル戦で使われるのは最高級品の「盛上駒」

タイトル戦で使われる駒に基準はないんですが、大体「盛上駒(もりあげごま)」という種類の駒が使われるそうです。では、将棋の駒にはどんなものがあるのでしょうか。