同窓会は「交際相手との出会いの場」なのか?

ー春川さん。同窓会を出会いの場として行政が支援するとはなかなか大胆な政策ですが。

(コメンテーター 春川正明さん)
「なかなか面白い、興味深い政策だと思いますけど、知事の意気込みの割にはちょっと『1000万円』という金額が。。。もうちょっとあってもいいのかな、という気もしますけどね」

(杉澤眞優キャスター)
「私も実際に、同窓会で出会って最近付き合い始めた、という友人が実際にいるので、確かに出会う機会にはなっているな、とは思うんですけれども、決してそういう目的で同窓会を行っている訳ではないので、難しいなと思いますけど、どうなんでしょうか」

(坂井亮太キャスター・解説)
東京の結婚相談所の調査によりますと、同窓会で【再会した同級生との恋愛について期待する】と回答したのは男性が63.6%、女性が41.8%。

そして【同窓会をきっかけに交際に発展した同級生がいる】と答えた人は5割近くに上りました。
(【画像③】「同窓会での再会は交際に発展する?」調査結果)

【画像④】

伊原木知事「同窓会で『もっと早めに結婚すれば良かった』という風に後悔する人を減らす」

伊原木知事は、最終的には「自身のライフスタイルを見直すきっかけにして欲しい」と話します。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「私もそうでしたけど、同級生が結婚していくと、自分もちょっと結婚というのを『人生のオプション』として考えなきゃななと思うわけでありまして。『もっと早めに結婚すれば良かった』という風に後悔する人を減らす。ということで個人的にも幸せになってもらい、社会としても子どもを増やす」

(コメンテーター 春川正明さん)
「少子化対策に力を入れることは素晴らしいと思いますけど、その一方でやっぱり『結婚する』『しない』と『子供を持つ』『持たない』というのは、個人の価値観なのでいろんな選択肢があっていいと思うんです」

「あとやはり私ぐらいの世代の人たちが、特に男性ですけど、『結婚って大変だよ』って結構恥ずかしいことも含めて言うんですよね。もっともっとやっぱり特に男性が『結婚って楽しいよ』とか『子育てって楽しいよ』っていうと言うことも、私はすごく効果的だと思うんですけどね」

(坂井亮太キャスター・解説)
同窓会の補助事業を盛り込んだ岡山県の新年度当初予算案は、あす(27日)から再開する2月定例県議会で審議されます。