■MLBキャンプ(日本時間25日、米・アリゾナ州グレンデール)
ドジャース大谷翔平(29)はキャンプ15日目、週末ということもあり全体練習の予定はなかったが大谷はグラウンドに姿を現すと「ヤバ!みんな様子が違ったもん」と間違ったことに気づくと球団施設に戻っていった。
室内の打撃練習場に移動すると手には赤いマシンが。これは“Power Alley 360 Baseball Machine”というもの。アメリカでは119.99ドル(約1万8000円)で販売されており、日本でも手に入るもの。ホームベースから約46フィート(約14m)の所に設置し、マシン専用の通常のボールより柔らかいボールを使う。大谷はマシン専用の白いボールを使用、これは60マイル(約96マイル)の球速が出るもの。大谷自ら設置すると、練習したいコースに狙いを定めた。22日(日本時間)のインタビューでは「タイミングが外された時のスイングだったりとか、詰まった時のスイングのリアクションを確認したいというだけ」と話した大谷。最初は肩にバットを乗せ、ハーフスイングでバットを止めてインパクトを確認する練習を行った。
その後はフルスイングで打ち込みを行い、バットをバッターボックスに置いてスタンスを真っ直ぐにする動作もチェック。下半身トレーニングでも合間では打撃の構えをして右手の位置を確認「とりあえずは、自分のいい感覚をまずはこの時期なので、早く取り戻していく」と話していた様に基本動作を入念に確認していた。
山本由伸(25)はオープン戦には帯同せず、施設に残り練習。キャッチボールと遠投を行い、軽い練習を約1時間ほど行った。D.ロバーツ監督(51)は日本人選手のオープン戦への出場について「(山本は)来週に登板します。山本投手は予定通り、来週の試合に登板出来るように準備を進めています。大谷選手も来週の試合でドジャースの選手としてデビューします」と話した。














