■カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表(6日、京セラドーム大阪)

欧州代表との第1戦、5回裏から塩見泰隆(30、ヤクルト)の代走で途中出場したのは青山学院大・西川史礁(20)。得点圏ランナーになると近藤健介(30、ソフトバンク)の2点適時打で貴重な追加点となる3点目の本塁を踏んだ。

西川は青山学院大で1年秋からベンチ入りし、3年春には4番の座につくと打率.364、3本塁打、10打点を記録。MVPとベストナインの2冠に輝くと同時にリーグ戦優勝にも貢献した。力強いスイングで長打力もある右の強打者として今秋のドラフトでも明大・宗山塁(21)と共に注目が集まっている。

大学生ながら侍ジャパンのトップチームに招集された西川は5日、プロに交ざり練習に参加。塩見や 村上宗隆(24、ヤクルト)など日本球界を担う選手を間近に見て打撃を学んだ。日の丸を背負うのは今回が初めてではなく、昨夏には大学日本代表として日米大学野球選手権大会にも出場。3番・宗山、4番・西川のオーダーで優勝を果たしている。