防衛省が、沖縄県うるま市に計画する陸上自衛隊の訓練場整備をめぐり、計画に反対する旧石川市の市議会議員のOB会が発足しました。

防衛省は、うるま市石川のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を新たに整備する計画ですが、予定地周辺の自治体は計画に反対しています。

このような状況を受け、24日、旧石川市(現うるま市)の市議会議員経験者などが集まり、訓練場の整備計画に反対する活動をするため「元石川市議会議員OB会」を結成しました。

旧石川市の議会議員経験者26人のうち、これまでに、石川市長も努めた金城秀吉さんや平川崇賢さんなど22人が参加しています。


元石川市議会議員OB会(元県議会議員(自民党))伊波常洋会長
「保守革新関係なくみんなで、問題が解決するまで、私たちは絶対にこの町に訓練場を作らせません」

OB会では今後、設立に向けて準備が進む「自衛隊訓練場設置計画断念を求める会」と協力しながら、反対署名を集めたり、行政などに対して計画の中止を求める要請を行うことにしています。