■MLBキャンプ(日本時間24日、米・アリゾナ州グレンデール)

ドジャース・大谷翔平(29)のキャンプ14日目は3度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)を行った。

野手組の全体練習に参加した大谷は、現地午前10時にグランドに入り、集まった多くのファンから声援が送られた。マリナーズからFAで移籍したT.ヘルナンデス(31)や、レイズからトレードで新加入のM.マーゴット(29)、メジャー3年目のJ.アウトマン(26)ら外野手の3人と仲良く談笑し、A.バーンズ捕手(34)とも話しながら笑顔をみせていた。

ミーティング後、アップとストレッチを行い一旦ラボへと戻ると、再びJ.パクストン(35)、B.トライネン(35)が登板するグラウンドへと向かった。

レッドソックスからFAで移籍のパクストンとの対戦では、2-1からの4球目をスイングしたがファール。5球目のストレートを自信を持って見逃したが、ストライクとの判定に首を傾げながらネットの裏へと下がった。

2人目のトライネンの登板では、次の打席というタイミングで打撃に向かおうとしたが、投手の球数により対戦は見られず。2イニング目のパクストンがマウンドに上がったが、またもう1人というところで打席が回ってこず、この日は1打席、1スイングのみとなった。

山本由伸(25)は前日のライブBP明けということで、この日は軽めのトレーニングで調整。チームは本拠地でパドレスとのオープン戦が行われたが、山本と大谷は試合を見ることなく球団施設を後にした。

練習前、D.ロバーツ監督(51)は大谷について「状態は非常に良く、打席に立ってバットが振れていて、準備は順調に進んでいます。来週のオープン戦に出場する予定です」と明かした。山本についても「(登板は)来週になります。登板日はまだ決まっていません」と話すに留まった。

チームはエンゼルス(25日)、アスレチックス(26日)、ロッキーズ(27日)と試合が続き、週の半ばはホワイトソックス戦(28日)、レンジャーズ戦(29日)が組まれている。