教員不足が深刻化する中で、志望者数の増加を狙います。現役の小学校の教員から魅力ややりがいなど聞くセミナーが青森市で開かれました。

県教育委員会が主催したセミナーには、教職を目指す高校生や大学生など約30人が参加しました。

将来志す道の様々な疑問に、現役の小学校の教員が経験をもとに答えます。

参加した高校生
Q.小学校の先生は全教科教えますが、どうやって対応していますか?

三沢市立岡三沢小学校 木下鉄也教諭

「家庭科なんてどうやって教える?困ったら頼ってしまえばいい。僕が頼ったのは保護者の人。僕ミシンできないのですが、どうしたらいいのでしょう。(保護者の人)は)じゃあ手伝いにいくよって」

県内でも教員不足が深刻化しています。
県によりますと県内の小学校教員数は退職者の増加に伴い、37年連続で減少し続けています。

一方で、今年度の志願倍率は1.1倍で、2010年度の25.2倍から大きく落ち込んでいます。

授業以外の負担が大きいことなどが一因とされますが、セミナーでは学校生活をともにしてきた児童の成長を見守ることの喜びなどが語られ、参加者が志を新たにしていました。

参加した高校生は
「小学校との関わりがだんだん少なくなってきているなか、自分の幼少期のことや教育について、こうやって実は先生たちは考えているんだと様々なことが知れて、より教員になりたいなという思いが強くなりました」

県教育委員会は小学校の教員確保に向け来年度も事業の継続を検討したいとしています。