尖閣諸島をはじめとする離島の警備にあたる国境離島警備隊などが訓練を行う警察の訓練施設が、2026年度にうるま市に完成することが分かりました。
関係者によりますと、うるま市で建設が予定されているのは尖閣諸島をはじめとする離島の警備にあたる国境離島警備隊や機動隊などが使う「県警察総合訓練施設」です。
県議会の22日の代表質問で計画について問われた鎌谷陽之・県警本部長は訓練施設の詳細を明らかにしませんでしたが、すでに土地を取得していて現在、造成工事を行っていると説明しました。
鎌谷陽之・県警本部長
「災害救助を想定したレスキュー訓練や、一部銃器使用した訓練を行うことも予定しています」
「銃器を使用した訓練は屋外で行うのではなく、警察学校等のほかの警察施設と同様、すべて訓練施設の内部で行うものであり、騒音や安全対策については十分に考慮して対応する予定であります」

訓練施設は国費で建設され来年度、本体工事を発注し2026年度に完成予定だということです。