■バスケットボール FIBAアジアカップ2025予選Window1(22日、有明コロシアム)
48年ぶりに自力で五輪出場を決めた男子日本代表(世界ランク26位)が グアム(76位)を77-56で下し、パリ五輪イヤー初戦を白星で飾った。前半を1点ビハインドで折り返した日本だが、第3Qで逆転し勝利した。チーム最多得点は河村勇輝(22、横浜ビー・コルセアーズ)の15点。
日本のスターティング5は指令塔に河村、ジョシュ・ハレルソン(35、佐賀バルーナーズ)、比江島慎(33、宇都宮ブレックス)、川真田紘也(25、滋賀レイクス)、金近廉(20、千葉ジェッツ)が名を連ねた。
直前で馬場雄大(28、長崎ヴェルカ)の欠場を発表。
第1Qは代表初選出、昨年に日本国籍を取得したジョシュ・ハレルソンのスリーポイントシュートが連続で決まりリードを奪う。さらに途中出場の今村佳太(28、琉球ゴールデンキングス)がドライブでゴールに切り込むなど新戦力が躍動。ハレルソンは1Qのみで3本のスリーポイントシュートを成功させた。
5点のリードで迎えた第2Qは最年少18歳の川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)が体を張ったディフェンスで存在感を見せた。しかしグアムに逆転を許し35-36、1点ビハインドで前半を折り返した。
後半に入っても苦しい展開がつづく日本。中々、得点に結びつかずリズムが掴めない日本は再び、川島を投入する。その川島が連続得点を決め、再び日本がリードを奪った。その後、河村と川島のコンビネーションが光り、有明コロシアムの観衆8622名が沸いた。一気にリードを広げた日本に流れが。
11点リードで迎えた最終第4Q、井上宗一郎(24、越谷アルファーズ)が2本のスリーポイントシュートを決めるなど77-56で快勝した。日本は新戦力の活躍でパリ五輪イヤー最初の試合を勝利で飾った。
※写真は河村選手
【日本のアジアカップWindow1予選スケジュール】
■グループC(中国、グアム、日本、モンゴル国)
2月22日 日本 77-56 グアム
2月25日 日本 vs 中国
※アジアカップ出場には各組上位2位に入らなければならない。
3位のチームは再び本戦出場の予選が行われる。














