フランスのマクロン大統領と中国の王毅外相は20日、パリで会談し、両国の関係を強化することを確認しました。習近平国家主席のフランス訪問についても議論が行われたものとみられます。
中国外務省の発表によりますと、王毅氏は今年が両国の国交樹立60周年に当たることから「共に初心を堅持し協力を深め、未来を切り開きたい」と述べ、関係強化に意欲を示しました。
また、「フランスが中国とヨーロッパの関係の健全かつ安定的発展のために、引き続き建設的な役割を果たすことを希望する」と述べました。
これに対し、マクロン大統領は「中国側と戦略的協力を強化し、平和と安定を共同で維持したい」と応じたということです。
王毅氏はこのほか、ボンヌ大統領府外交顧問との戦略対話も行い、気候変動などの分野で協力を強化するほか、人的交流を促進することで合意しました。
マクロン大統領は去年4月、中国を訪問し、習近平国家主席に異例ともいえる手厚い歓迎を受けました。今年は習国家主席がフランスを訪問することも検討されており、急速に関係が深まっています。
中国としては、ヨーロッパの中でも伝統的に独自の外交路線をとるフランスとの関係を強化することで、欧米諸国の対中包囲網にくさびを打ちたい狙いがあるものとみられます。
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