疑うは当初の計画を何度も覆してきた防衛省の姿勢

説明会参加者
「『想定外です』といったら、全部出来るんだろうなと思った」

2016年に開設した与那国駐屯地には、開設当初の計画になかった地対空ミサイル部隊の配備が決定。石垣駐屯地では、開設された去年「全く計画されていない」と説明されていた日米合同訓練が、わずか半年後に実施されています。

木原防衛大臣
「住民生活を重視する観点から、改めて更に検討を行う事とした」

住民の反対の声を受けて、今月17日、木原防衛大臣は計画の再検討を指示しましたが、防衛省が土地を購入する方針に変わりはありません。

石川青少年の家 所長 石原昌二さん
「どこの地域でもこういう場所に訓練基地を造りますと言ったら必ず反対する。絶対あり得ないでしょう。だから政治的に保守・革新・みんな怒っているんですよ」

「現地に足を運んでこういう所何かという所を見て考えてくださいと言いたいです。結局いろいろな判断をする人たちはここに来ていない。現地に来てくださいということは言いたいですね」

旭区民 安田公さん
「まだ白紙に戻る可能性を信じて我々は反対活動をしている。国がやることにどこまで抗えるのか。(撤回される)可能性がある以上は、当然反対運動はしていくし、それは間違いない」

子どもたちの学びの場と、暮らしを守るため、計画の白紙撤回を求めて声を上げ続けています。