取材中に“あの選手”の娘とまさかの遭遇
今シーズン、グランパスは14選手が加入して戦力補強を行いました。
サポーターに推しの選手を聞いていると…
(サポーター)
「私、父がグランパスのOBで」

(サポーター)
「え、どなたですか?」
彼女が来ていたユニホームには「MORIYAMA」の文字が!
(スタッフ)
「森山さんの娘さんですか?」
(サポーター)
「そうです!」
なんと1993年のJリーグ元年からグランパスに所属。1995年には、わずか8分間でハットトリックを達成した、森山泰行さんの娘・樹さん(17)と遭遇。推しの選手を教えてもらいました。
(森山泰行さんの娘・樹さん)
「ユニホームの注文は(推しの)パトリック選手にしました」
京都サンガから移籍加入した、ブラジル人フォワードのパトリック選手。
去年はグランパス戦でも得点を決めるなど、10得点の大活躍でした。
(森山泰行さんの娘・樹さん)
「プレーとは関係ないんですけど、SNSで日本語をすごく頑張って学ばれている姿を見て、なんかキュンってしちゃって」
(パトリック選手)
「お名前パトリックです。パトって呼んでください」
来日5年目の2017年から日本代表を夢見て、日本語を勉強し始めました。現在も1日20~30分の勉強を欠かさないパトリック選手。

この日は過去形の勉強。
(パトリック選手)
「あげたい。あげたかった。あげたくなかった。かちょうにおみやげをあげたくなかった。ちょっとむずかしいね…。日本が好きですから、ブラジルに帰りたくないです」


2月10日、 FC岐阜とのプレシーズンマッチでは後半から途中出場。この日、ゴールとはなりませんでしたが、グランパスが上昇気流へ乗るためのキーマンです。
2月23日(金)に開幕するJリーグ。グランパスは、ホーム豊田スタジアムで鹿島アントラーズと対戦します。14年ぶりの優勝へ向けて、新エンブレムとサポーターと共に風を起こせるか。注目のシーズンが始まります。