■卓球世界選手権団体戦 日本 3-0 ブラジル(19日、韓国・釜山)

女子のグループリーグ最終戦で日本は、ブラジルに3ー0で勝利。開幕4連勝を飾り、グループリーグ首位突破で決勝トーナメント進出を決め、21日の試合で勝利すればパリ五輪出場権を獲得する。

4戦オールストレート勝ちを収めた日本、試合後、エースの早田ひな(23)は「全試合に起用していただいてようやく今日、試合前の練習から体育館の雰囲気だったりそういうものに完全に慣れてきたかなという感じ」と口にし、「自分の持っている力の6割、7割くらい出せてきているかなと感じているので、いい状態で予選リーグ通過出来て良かったと思います」と決勝トーナメントに向けて調子をあがている状態。

ブラジル戦で2試合目の出場となった張本美和(15)は「出させて頂いた時はしっかり1点を全力でとる。ベンチにいるときはしっかりみんなのサポートをすることを心掛けている。初戦は凄く緊張したんですけど、今は段々慣れてきてコンディションも凄く元気です」と笑顔を見せた。

パリ五輪出場権のかかる1戦に向けては平野美宇(23)は「強い選手とあたると思うんですけど、目の前の1試合に集中して多く勝てるように頑張っていきたい」とコメント。チームを引っ張る早田は「決勝トーナメントにあがったら本当に負けたら終わりっていう所に入っていくので予選リーグよりもより覚悟をもって全員が行動していかなければいけない。みんなの気持ちは同じところを向いていると思うのでコンディションを整えて100%の試合が出来るようにしたい」と意気込みを語った。