■卓球世界選手権 男子団体戦 日本ーマダガスカル(19日、韓国・釜山)
男子団体のグループリーグ第4戦で、日本はマダガスカルを3-0のストレートで下し4連勝を飾った。これでグループリーグ1位通過が決まった日本は21日、パリ五輪切符をかけた決勝トーナメントに挑む。
3連勝で迎えたチーム世界ランク3位の日本は、同42位のマダガスカルと対戦した。1番手の張本智和(20)は、実力差を見せつけ相手を圧倒。2番手の篠塚大登(20)は序盤リードを許したものの逆転。3番手の田中佑汰(23)は今大会初出場も緊張を感じさせない試合運びでストレート勝ち。3人ともゲームカウント3-0の完勝でマダガスカルを下し、グループリーグ首位通過を決めた。
エースとしてチームをけん引した張本は「1位通過できたことは素晴らしいことですし、次の戦いからは負けたら終わり。次に勝てばオリンピックが決まるので、グループリーグ以上の気合いを持って挑みたい」と力強く話した。
今回の世界選手権は韓国の釜山で行われている。到着した日に焼肉を食べに行ったという張本は「サムギョプサルをチームのみんなで食べた。めっちゃ好きですね。サンチュで巻いて食べると美味しい」と笑顔を見せた。
韓国の4人組ガールズグループ、BLACK PINKの大ファンだという篠塚も「韓国が好きなので、(来ることができて)個人的にはうれしかった。テンション上がりますね」と微笑んだ。大好きなものを力に変えて男子日本代表は21日、パリ五輪切符をかけた大一番に挑む。














