山岳遭難やクマ被害への注意を促そうと、青森県内で活躍する川柳作家が、青森県警察本部に方言を使った「川柳色紙」を贈呈しました。
18日に県警察本部を訪れ、川柳色紙を贈呈したのは、方言研究科で川柳作家の渋谷伯龍さんです。
渋谷さんは、60年ほど前から県内の方言を研究するとともに川柳を作っていて、今回は県警が募集した291作品のうち8作品を渋谷さんが色紙にしました。
県内では2023年の1年間に81件92人の山岳遭難が発生していて、いずれも前の年を大きく上回っています。
方言研究科・川柳作家渋谷伯龍さん
「山へ秋に栗拾いに行きまして、そこでクマとばったり会いまして、なんとなくクマとご縁があるのかなと思って書かせてもらいました」
贈呈された方言川柳色紙は、広報活動用のチラシや県警察本部のホームページなどに掲載されます。