■卓球世界選手権団体戦 日本 3-0 南アフリカ(18日、韓国・釜山)

女子のグループリーグ第3戦で日本は、南アフリカに3ー0のストレート勝利で開幕3連勝を飾った。チーム世界ランキング2位の日本は、グループリーグ首位突破をかけ、19日に同14位のブラジルと対戦する。

この試合、南アフリカを相手に木原美悠(19)、平野美宇(23)、早田ひな(23)で挑み、オールストレート勝ちで完勝。3人合わせて15ポイントしか与えず、南アフリカを圧倒した。

前日のイラン戦で格下の選手にフルゲームと大苦戦だった平野は、この日は一転、試合開始から驚異の20連続ポイントで相手のサスマンを圧倒。3ゲーム合わせてわずか2ポイントしか与えず、約11分で完勝した。

試合後、平野は「途中からできるだけ点を取られないように頑張ろうと思っていた。結果的に20連続になった」と振り返り、世界卓球の大舞台での経験(大量連続ポイント)は「初めてかもしれないです」と笑顔をみせた。

19日のグループリーグ最終戦に向けて「ブラジル戦は予選リーグで一番大事な試合。しっかり明日まで準備して全力で出し切って、リーグ1位で抜けられるように頑張りたい」と切り替えた。

今大会初の試合となった木原は「1本目から順調にプレーができて良かった。チームメイトの試合を見て、早く試合したいなと思っていましたが、応援も結構楽しいので、どっちもどっちでした(笑)」と笑顔でコメント。

連戦となったエース早田は「団体戦では何が起こるか分からないので、起用された3人っていうのはしっかり勝ち切れるように、頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。