■卓球世界選手権団体戦 日本 3-0 南アフリカ(18日、韓国・釜山)
女子のグループリーグ第3戦で日本は、南アフリカに3ー0のストレート勝利。開幕3連勝を飾り、グループリーグ首位突破へ大きく前進した。
チーム世界ランキング2位の日本は、この試合、同31位の南アフリカを相手に木原美悠(19)、平野美宇(23)、早田ひな(23)で挑み、オールストレート勝ちで完勝。3人合わせて計15ポイントしか与えず、南アフリカを圧倒した。
初出場の木原はパテルと対戦。第1ゲームは1ポイントも与えず11-0で先取すると、第2ゲームも相手をよく見た攻撃で連取。続く第3ゲームは強打が決まるなど終始リードする展開で、最後も鋭いコースへのバックハンドを決め圧勝。良い流れで2番手の平野へつないだ。
前日のイラン戦で大苦戦の平野は、この日はサスマンを相手に圧巻のプレー。木原と同じく第1ゲームを11-0で奪い、第2ゲームも強打で相手を揺さぶり9-0と試合開始から20連続ポイントで圧倒。ここで1ポイント奪われ9-1とするが、11-1で連取し第3ゲームへ。続くゲームも危なげない攻撃で隙をみせず11-1。前日の崖っぷちの展開から一転、この試合はわずか2ポイントしか与えず、3ゲーム合わせて約11分で完勝した。
第3試合の早田はカラムと対戦。第1ゲームを11-1で先取。第2ゲームも早田らしい強打でポイントを重ね11-2と圧倒した。続く第3ゲームも危なげなく11-1で退け、ストレート勝利を収めた。
今大会は40チームが8グループに分かれ、各組上位3チームが決勝トーナメントに進出。ベスト8入りが決まればパリ五輪出場枠を獲得する。グループ2で開幕3連勝の日本は、最終戦でブラジル(同14位)と対戦し首位通過を狙う。














