感染者の急増を受けて長崎知事は、現在の自宅療養に新たな運用を導入する方針を示しました。

知事会見 山梨県庁 20日



山梨県 長崎知事:
本県が過去に経験したことのない爆発的な感染拡大ともいうべき状況に入っている。

長崎知事は危機感をあらわにし、感染拡大傾向が継続した場合を想定し、県が行っている自宅療養=ホームケア制度を簡略化した「ホームケア・ライト」を新たに導入する方針を発表しました。


これまでは感染者自身が体調をスマホなどで報告するシステムを通じて「各地域の協力医」が健康観察を行っていましたが、ホームケア・ライトでは「県のホームケア班の看護師」がこのシステムを使い、一括して見守りを行います。

これにより医療提供体制への負荷が軽減できるということです。

制度の詳細はあすの公表を見込んでいますが、対象は、重症化リスクの低い軽症者などに限り、症状が悪化した場合などは速やかに医療機関などにつなぐ体制を確保するとしています。


なお、行動制限について知事は「最後の選択」として現時点で要請しないものの、今後、医療提供体制に大きな影響が出た場合には「検討せざるを得ない」としています。