■スキー FISジャンプワールドカップ 札幌大会(16日、札幌)
スキージャンプの葛西紀明(51、土屋ホーム)が札幌で行われているワールドカップで予選突破し、本戦に出場すれば自身の持つワールドカップジャンプ個人最多出場記録を「570」に更新する。
葛西は3日に行われたTVh杯で1回目で4位につけると、2回目で逆転。2022年1月の雪印メグミルク杯以来、2季ぶりの優勝、50代になって初の頂点に立った。12日雪印メグミルク杯では2位と2試合連続で表彰台。
好調を維持して挑んだ今大会。1回のジャンプで勝負した予選で106メートルを飛び、20年以来4シーズンぶりにW杯予選を突破。17日の本戦に進出すれば葛西は自身が持つギネス世界記録のW杯個人通算569試合出場を更新する570試合目の出場となる。
■葛西紀明(かさい・のりあき)
1972年6月6日生、北海道下川町出身。土屋ホーム所属。
W杯は東海大四高1年の1988年に初出場、W杯2013ー2014を41歳7か月で最年長優勝、五輪出場は日本勢最多の8回となる。














