16日に池田副知事と県幹部が訓練場予定地に隣接する「県立石川青少年の家」を訪れました。
年間およそ4万人が訪れる「県立石川青少年の家」は豊かな自然環境の中で子どもたちの成長を育む教育施設です。

一方、訓練場予定地との距離は最も近いところでおよそ15メートルとなっていて、池田副知事は施設の担当者から訓練場の整備が及ぼす影響などについて説明を受けました。
池田副知事
「(予定地は)少年自然の家と隣接していて、キャンプ場とは完全に隣り合っている。こうした状況を実際に現場で説明を受けて見させていただいた。改めてしっかりと情報収集をして対応を検討したい」

防衛省は地元住民への説明会で「地域への影響を最小限にする」と述べていますが、住宅地や教育施設に近い場所が予定地となった選定プロセスは不透明で、地元の不安は払拭されていません。