山口県山口市内の高齢者施設で感染性胃腸炎の集団発生がありました。
県によりますと、発生したのは今月8日で、14日までの間に入居者19人、職員7人の合わせて26人に下痢、おう吐、発熱の症状が出ました。集団発生を受けて、山口環境保健所が消毒方法など衛生指導を行ったということです。県内では今年度初めての発生で、昨年度は2件発生しています。
感染性胃腸炎の発生は主に冬に増加し、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することがあるので注意が必要とされています。
排せつ物やおう吐物が主な感染経路ということで、県は帰宅時や食事の前、トイレの後の手洗いなど感染予防の徹底を呼びかけています。














