イギリスのチャールズ国王ががんを公表して以降初めてとなる声明を出し、多くの応援の声に感謝を述べました。

チャールズ国王は10日の声明で、多くの人々から応援のメッセージを受け取ったとし、「そういう優しい思いががん患者にとって最大の慰めで励みとなる」と謝意を表しました。

その上で自身ががんを公表したことで人々の理解が深まり、「世界中の患者やその家族を支える組織の活動に光が当てられ、心強く思う」と述べています。

また、11日には静養先の東部サンドリンガムで公の場に姿を見せました。

イギリスメディアによりますと、カミラ王妃とともに礼拝のため教会を訪れ、周辺にはおよそ100人の市民が集まったということです。

国王のがんの種類や進行度はこれまでのところ明かされていません。