防衛省は、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを2発発射し、すでに落下したと発表しました。
防衛省によりますと、いずれも北朝鮮の西岸付近から日本海の方向に向けて発射されました。1発目は6時59分頃に発射され、最高高度は100キロ程度、400キロ程度を飛翔し、2発目は7時10分頃に発射され、最高高度は50キロ程度、350キロ程度を飛翔しました。2発とも日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したとみられるということです。
ミサイル発射を受け、岸田総理は、▼情報収集・分析に全力を挙げ国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと、▼航空機・船舶等の安全確認を徹底すること、▼不測の事態に備え、万全な態勢をとることの3点を指示しました。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今年に入って3回目となります。
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