きょうも続いているアメリカ・イスラエルとイランの攻撃の応酬。トランプ大統領は作戦は「全ての目標が達成されるまで続けられる」と述べていて、事態の鎮静化は見通せない状況です。

イランの首都テヘランで1日も続いた空爆。アメリカとイスラエルは最高指導者ハメネイ師が死亡した後も攻撃を続けています。

アメリカ トランプ大統領
「現在も全力をあげて作戦を継続しており、全ての目標が達成されるまで続く」

トランプ大統領は1日、このように表明。作戦の期間についてはニューヨーク・タイムズに対し、「必要なら4週間から5週間くらい続ける」との認識を示しました。

また、別のインタビューで、イランの「新しい指導部」が「話し合いたいと言っている」と述べました。

一方、イランの最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長はSNSに「アメリカとは交渉しない」と投稿。

イスラエルや米軍基地のある中東各国への報復攻撃が続いています。

記者
「ミサイルの着弾現場の取材のために来ましたが、サイレンが鳴ったのでシェルターに入ります」

攻撃が相次ぐイスラエルのテルアビブでは、住宅街で建物が崩れ落ちていました。

こうした中、イスラエルでは日本人の退避の動きが進んでいます。現在イスラエルには1000人の日本人が滞在していて、希望者は日本政府の手引きで国外に移動します。

退避希望者
「本当にイスラエルの人から、こういうことがあるってのは聞いてたんですけど、実際に体験すると本当に深刻」
「何とか今日脱出できそうなので、よかったかなと思ってます」

一方、クウェートではアメリカ大使館がイランの攻撃を受け、敷地内で火災が発生していると報じられています。

拡大するイランの反撃。トランプ大統領は長期化を想定していなかったのではないかと専門家はみています。

放送大学 高橋和夫 名誉教授
「おそらくトランプ氏が考えていたのは最高指導者とか幹部を殺害して、イラン体制は弱ってるからポンと押せばバタッと倒れるという認識」

また、イランが最高指導者が殺された場合の対応を準備していたと分析。長期戦を考えているとしています。

放送大学 高橋和夫 名誉教授
「イランには長期化する力があると思いますね。問題はトランプがいつやめるというか、イスラエルがいつやめるか」

日本時間のけさには、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラが「ハメネイ師殺害への報復」だとしてイスラエルを攻撃。

これに対しイスラエル軍は、ヒズボラを標的にレバノンを攻撃し、31人が死亡したということで戦火が拡大しています。